凪池 シリルが時折ぽつぽつと呟く場です。 ゲームの話題が中心。日常ネタもそこそこと。 ちょっとずつ、何か書いて行けるといいなあ。
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TRPGイベント『プリンセスティーパーティー』 レポート、
実際に自分がTRPGをプレイしたときの様子です。
実際に自分がTRPGをプレイしたときの様子です。
今回自分が選択したシステムは「モノトーンミュージアム」。
現在商品化に向けてすがの先生が鋭意製作中のSRSです。
「本当は残酷な御伽噺」のような世界で、それでも大切なものを守るために奔走するPC、という感じでしょうか。
あえて「奔走する」と書きました。なんか、「戦う」だとちょっと違うかなーと。
SRSらしく、今回予告とハンドアウトがありましたので、早速眼を通します。
そして発見、PC4のハンドアウトに燦然と輝く「PC間ロイス」の文字。
# モノトーンにおける、キャラ同士の関連性を表す用語は「パートナー」
その後も、「ロイス」「ジャーム」等のDX用語がナチュラルに飛び出し、その度に悶えるすがの先生。……本当にお好きなんだなあ……DX……。
んでー、セッション内容なんですが、コンベンションで行われたものですし、シナリオネタバレは避けたほうがいいのかな?と言うことで軽くだけ。
えー、自分はPC1を選択しまして、サンプルキャラクターは「深窓の令嬢」。「深緑の国」という小さな国の騎士団長を父に持つ少女、という設定でした。
で、騎士団長の子、と言うことで軽くファザコンで、男勝りの元気な子、というノリでいこうかなーと思ったのですが、
なんか配役表(パーソナルデータみたいなもんです)振って色々設定が追加されたり、
その場のノリに任せたりしているうちに、いつの間にか男勝りというのはどっかにいって、
「考えなしに思うまま突っ込んでいくただのアホの子」になってました。
……いやあのね? 違うんですよ。PC2がね、その、PC1の家に仕えるからくりで、PC1のお守り役、みたいな設定だったんですけどね。
このからくり役のPLさんの突っ込み力が素晴らしくってですね? そうすると何か、ボケなきゃ申し訳ないような気がするじゃないですか?
だよね。PC4の其達をやったプレイヤーさんも、普段突っ込みなのにからくりさんの前ではボケになってたしそういうことだよね? うん、私悪くない。
まあそんなわけで、PC2さんはその素晴らしい突っ込み力で全体を纏め上げ(特にクライマックス前のやり取りは凄い格好良かったーv)、PC3の 裁縫士さんは一見控えめながらも主張すべきところではしっかりと前に出て魅せ、PC4の其達さんは処理者らしく、飄々としながらも異形や聖教会に対し締め るところは締め、そしてこれらに澱みなく応じたGMの素晴らしさたるや言うに及ばず。
総じて盛り上がり、非常に楽しい、素晴らしい時間でありました。
……うん、自分はなんか、自重しないで調子乗りすぎてほんとすみません。久々ではしゃぎすぎました。
でも、久しぶりなのに思ったよりは台詞がぽんぽん出てくるなあ、という自分にちょっとほっとしてたり。やっぱりTRPG楽しい。凄く楽しい。よかった。
で、モノトーンのシステムに関して思ったことも少し。
PLの出目が走りGMのダイスは美味しく、挙句の果てに説得されるはずのない敵NPCがノリで説得されちゃったりと、色々あってクライマックスは軽めで終わってしまったのですが、
それでも感じたことは、「あ、これガチ戦闘したら簡単に堕ちるなー」というものでした。
凄く簡単に説明しますと、剥離率、と言う、「上昇しきったら理性を失ってしまう(キャラはNPC化)」、DXでいう浸食率みたいな数値があって、これが「逸脱」というちょっと強力な業を使うと、0~2点上昇します(2D6して、1ゾロなら二点、6ゾロなら0点)。
で、この剥離率、あとで何らかの判定によって下げられる、と言うことがありません。あがりきったらその場でアウト確定です。そしてこの剥離率が上がる余裕、 キャラによりますが大体1~3しかありません。一回か二回「逸脱」したらもう危険域です。ですが、攻撃力は全体的に高めで、「逸脱」しなきゃならない場面 はわりと簡単に訪れます。
なんで、自分の感覚としてはこのゲーム、「ガチで全力出し合って勝利を目指す」のではなく、「全力出して異形化するリスクと、出し惜しみして普通に死ぬ恐怖」を天秤にかける、そのぎりぎり感を楽しむという戦闘になるのかなーと。
GMは全キャラに1~2回逸脱を使わせる、それくらいのバランスで組み、PLは逸脱を使わないですむならそれに越したことはない、という風に動く。
強力な攻撃をかいくぐりつつ、FS判定に成功したら逸脱を使わないでもいいバランスに落としてくる、が理想のクライマックスの形かな?
実際、経験点の条件に「逸脱の使用」がないわけですしね。
そうそう、自分の感覚ではそうだったんですけど、他のPL皆さんがまーこの逸脱の使用を躊躇わないこと。
「大丈夫ですか!? そこでピンゾロったら向こう逝っちゃいますよ!?」
「大丈夫です~私こういうときのダイス目は自信ありますから~ ほら大丈夫だった」
というやり取りが印象的でした。なんというか、くぐりぬけてきた修羅場の数の違いを感じました。
それもまた、クライマックスが早く終わった原因なのですが。
現在商品化に向けてすがの先生が鋭意製作中のSRSです。
「本当は残酷な御伽噺」のような世界で、それでも大切なものを守るために奔走するPC、という感じでしょうか。
あえて「奔走する」と書きました。なんか、「戦う」だとちょっと違うかなーと。
SRSらしく、今回予告とハンドアウトがありましたので、早速眼を通します。
そして発見、PC4のハンドアウトに燦然と輝く「PC間ロイス」の文字。
# モノトーンにおける、キャラ同士の関連性を表す用語は「パートナー」
その後も、「ロイス」「ジャーム」等のDX用語がナチュラルに飛び出し、その度に悶えるすがの先生。……本当にお好きなんだなあ……DX……。
んでー、セッション内容なんですが、コンベンションで行われたものですし、シナリオネタバレは避けたほうがいいのかな?と言うことで軽くだけ。
えー、自分はPC1を選択しまして、サンプルキャラクターは「深窓の令嬢」。「深緑の国」という小さな国の騎士団長を父に持つ少女、という設定でした。
で、騎士団長の子、と言うことで軽くファザコンで、男勝りの元気な子、というノリでいこうかなーと思ったのですが、
なんか配役表(パーソナルデータみたいなもんです)振って色々設定が追加されたり、
その場のノリに任せたりしているうちに、いつの間にか男勝りというのはどっかにいって、
「考えなしに思うまま突っ込んでいくただのアホの子」になってました。
……いやあのね? 違うんですよ。PC2がね、その、PC1の家に仕えるからくりで、PC1のお守り役、みたいな設定だったんですけどね。
このからくり役のPLさんの突っ込み力が素晴らしくってですね? そうすると何か、ボケなきゃ申し訳ないような気がするじゃないですか?
だよね。PC4の其達をやったプレイヤーさんも、普段突っ込みなのにからくりさんの前ではボケになってたしそういうことだよね? うん、私悪くない。
まあそんなわけで、PC2さんはその素晴らしい突っ込み力で全体を纏め上げ(特にクライマックス前のやり取りは凄い格好良かったーv)、PC3の 裁縫士さんは一見控えめながらも主張すべきところではしっかりと前に出て魅せ、PC4の其達さんは処理者らしく、飄々としながらも異形や聖教会に対し締め るところは締め、そしてこれらに澱みなく応じたGMの素晴らしさたるや言うに及ばず。
総じて盛り上がり、非常に楽しい、素晴らしい時間でありました。
……うん、自分はなんか、自重しないで調子乗りすぎてほんとすみません。久々ではしゃぎすぎました。
でも、久しぶりなのに思ったよりは台詞がぽんぽん出てくるなあ、という自分にちょっとほっとしてたり。やっぱりTRPG楽しい。凄く楽しい。よかった。
で、モノトーンのシステムに関して思ったことも少し。
PLの出目が走りGMのダイスは美味しく、挙句の果てに説得されるはずのない敵NPCがノリで説得されちゃったりと、色々あってクライマックスは軽めで終わってしまったのですが、
それでも感じたことは、「あ、これガチ戦闘したら簡単に堕ちるなー」というものでした。
凄く簡単に説明しますと、剥離率、と言う、「上昇しきったら理性を失ってしまう(キャラはNPC化)」、DXでいう浸食率みたいな数値があって、これが「逸脱」というちょっと強力な業を使うと、0~2点上昇します(2D6して、1ゾロなら二点、6ゾロなら0点)。
で、この剥離率、あとで何らかの判定によって下げられる、と言うことがありません。あがりきったらその場でアウト確定です。そしてこの剥離率が上がる余裕、 キャラによりますが大体1~3しかありません。一回か二回「逸脱」したらもう危険域です。ですが、攻撃力は全体的に高めで、「逸脱」しなきゃならない場面 はわりと簡単に訪れます。
なんで、自分の感覚としてはこのゲーム、「ガチで全力出し合って勝利を目指す」のではなく、「全力出して異形化するリスクと、出し惜しみして普通に死ぬ恐怖」を天秤にかける、そのぎりぎり感を楽しむという戦闘になるのかなーと。
GMは全キャラに1~2回逸脱を使わせる、それくらいのバランスで組み、PLは逸脱を使わないですむならそれに越したことはない、という風に動く。
強力な攻撃をかいくぐりつつ、FS判定に成功したら逸脱を使わないでもいいバランスに落としてくる、が理想のクライマックスの形かな?
実際、経験点の条件に「逸脱の使用」がないわけですしね。
そうそう、自分の感覚ではそうだったんですけど、他のPL皆さんがまーこの逸脱の使用を躊躇わないこと。
「大丈夫ですか!? そこでピンゾロったら向こう逝っちゃいますよ!?」
「大丈夫です~私こういうときのダイス目は自信ありますから~ ほら大丈夫だった」
というやり取りが印象的でした。なんというか、くぐりぬけてきた修羅場の数の違いを感じました。
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はぐれ雑文書き:凪池シリルです。
現在テラネット主催のウェブトークRPG Catch The Sky にてマスター活動中。ご縁がありましたらよろしく。
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