凪池 シリルが時折ぽつぽつと呟く場です。 ゲームの話題が中心。日常ネタもそこそこと。 ちょっとずつ、何か書いて行けるといいなあ。
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なんだか鼻水だけいつまでもグズグズと出続けて、寒いのもありましたがインフルだし、ということでしばらく無理と外出を控えていたわけですが。
あんまり鼻水が風邪っぽくない、だらだら出るわけでもないし濃い黄緑色というわけでもない、治りかけのそれに見えるのに何でこんな長引くかなーと思っていたら家族から「花粉症じゃないの」と指摘される。
……おぉう。気がつけばそんな季節ですかーそう言えばいつの間にか三月も見えてますもんね。ふふふそう言えば目も痒かったよ。
……無駄に引きこもってしまった感。皆様はいかがお過ごしですか。
さておき、表題の件。
○○ファンタジー、と言われて○○に入れるものは何ですか。
これがちょっと前までなら「中世」ファンタジーであったろうに、自分の考えるものを冷静に分析すると「和製」ファンタジーだなということに気付く。
JRPG、という言葉が出来ているように、日本の、特にゲームのファンタジー世界観ってやつは諸外国やリアリティ派から見るとちょいと、いやかなり突っ込みどころがある。
線の細い美形や可憐な少女が大雑把過ぎる武器を振り回してることとか、中世の文明度からしたら町民・村民の文化度が高すぎやしないかとか。
ただ、自分の感覚としてはそれを自然に受け入れている。リアリティよりはおしゃれさ、柔らかさが優先。
思うに自分が想像する「ファンタジー」の源流がどこにあるのか、と考えるとおそらく「ドラクエ」で止まる。
勿論そこから更にさかのぼることが可能であることは分かっている。堀井氏や鳥山氏が世界やキャラクターをデザインする際に中世ヨーロッパや外国のファンタジー作品を考えなかったわけはない、とは思う。
が、やっぱり自分はそこまでは考えていない。「ドラクエ」から始まり経由地は「スレイヤーズ」やら「オーフェン」やらの代表的ライトノベル作品であり、そして最近では世界樹等のゲーム作品から吸収して自分の中のファンタジー世界を構築している。
源流の源流が中世ファンタジーなんだからいいんじゃないの? 違うの? と考えると、やっぱりこれは「違う」ということになると思う。カレーで考えたら分かりやすい。中世ファンタジーと和製ファンタジーはインドカレーとバーモントカレーくらい別物。和製ファンタジーの概念ってのは要するにカレールーだ。
ただ「悪いか?」と考えると微妙。つまり「もっと美味しいカレーを作ろう」と考えるときに、「カレールーを使う」という前提から更に踏み込んで香辛料までさかのぼるか、それともカレールーを使う上でその前準備に工夫をするという形に留めるかという問題。実のところ、自分が「毎日食べたいカレー」っつったら後者じゃないの? と思っちゃうわけだ。
ただ、「カレールー」の正体を知らないままカレーを作って、それを商品として客に提供していいのか、という問題はある。「この味は何?」と深く突っ込んでくる客が来たらその期待にこたえられない。「不味くないなら気にしないで下さい。そういうもんです」としか言えない。ここらへんが、服装やら情景やらの「伝えられなさ」の原因だよなあ。「和製ファンタジー」に対する共有認識、というものに対する期待、幻想に頼りすぎてる。そんなわけで、特にインドカレー、中~近世ファンタジーを求めてやってくる人との感覚の齟齬は激しい。さてどうするか。
どうするかっつっても当面、特にどうする気もないというのが正直なところではあるけど。
ただ一つの問題として意識の底には入れておこう。
あんまり鼻水が風邪っぽくない、だらだら出るわけでもないし濃い黄緑色というわけでもない、治りかけのそれに見えるのに何でこんな長引くかなーと思っていたら家族から「花粉症じゃないの」と指摘される。
……おぉう。気がつけばそんな季節ですかーそう言えばいつの間にか三月も見えてますもんね。ふふふそう言えば目も痒かったよ。
……無駄に引きこもってしまった感。皆様はいかがお過ごしですか。
さておき、表題の件。
○○ファンタジー、と言われて○○に入れるものは何ですか。
これがちょっと前までなら「中世」ファンタジーであったろうに、自分の考えるものを冷静に分析すると「和製」ファンタジーだなということに気付く。
JRPG、という言葉が出来ているように、日本の、特にゲームのファンタジー世界観ってやつは諸外国やリアリティ派から見るとちょいと、いやかなり突っ込みどころがある。
線の細い美形や可憐な少女が大雑把過ぎる武器を振り回してることとか、中世の文明度からしたら町民・村民の文化度が高すぎやしないかとか。
ただ、自分の感覚としてはそれを自然に受け入れている。リアリティよりはおしゃれさ、柔らかさが優先。
思うに自分が想像する「ファンタジー」の源流がどこにあるのか、と考えるとおそらく「ドラクエ」で止まる。
勿論そこから更にさかのぼることが可能であることは分かっている。堀井氏や鳥山氏が世界やキャラクターをデザインする際に中世ヨーロッパや外国のファンタジー作品を考えなかったわけはない、とは思う。
が、やっぱり自分はそこまでは考えていない。「ドラクエ」から始まり経由地は「スレイヤーズ」やら「オーフェン」やらの代表的ライトノベル作品であり、そして最近では世界樹等のゲーム作品から吸収して自分の中のファンタジー世界を構築している。
源流の源流が中世ファンタジーなんだからいいんじゃないの? 違うの? と考えると、やっぱりこれは「違う」ということになると思う。カレーで考えたら分かりやすい。中世ファンタジーと和製ファンタジーはインドカレーとバーモントカレーくらい別物。和製ファンタジーの概念ってのは要するにカレールーだ。
ただ「悪いか?」と考えると微妙。つまり「もっと美味しいカレーを作ろう」と考えるときに、「カレールーを使う」という前提から更に踏み込んで香辛料までさかのぼるか、それともカレールーを使う上でその前準備に工夫をするという形に留めるかという問題。実のところ、自分が「毎日食べたいカレー」っつったら後者じゃないの? と思っちゃうわけだ。
ただ、「カレールー」の正体を知らないままカレーを作って、それを商品として客に提供していいのか、という問題はある。「この味は何?」と深く突っ込んでくる客が来たらその期待にこたえられない。「不味くないなら気にしないで下さい。そういうもんです」としか言えない。ここらへんが、服装やら情景やらの「伝えられなさ」の原因だよなあ。「和製ファンタジー」に対する共有認識、というものに対する期待、幻想に頼りすぎてる。そんなわけで、特にインドカレー、中~近世ファンタジーを求めてやってくる人との感覚の齟齬は激しい。さてどうするか。
どうするかっつっても当面、特にどうする気もないというのが正直なところではあるけど。
ただ一つの問題として意識の底には入れておこう。
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はぐれ雑文書き:凪池シリルです。
現在テラネット主催のウェブトークRPG Catch The Sky にてマスター活動中。ご縁がありましたらよろしく。
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